Webサービスやアプリの裏側には、膨大なデータが蓄積されています。それらのデータを自在に取り出したり、書き換えたりするための専用言語が「SQL(エスキューエル)」です。
SQLは「Structured Query Language(構造化クエリ言語)」の略で、リレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれる「表形式」でデータを管理するシステムを操作するために開発されました。
SQLでできる「4大操作」
SQLの基本は、以下の4つの命令(クエリ)に集約されます。これを「CRUD(クラッド)」と呼ぶこともあります。
- SELECT(抽出):条件に合うデータをデータベースから取り出す。
- INSERT(挿入):新しいデータをテーブルに追加する。
- UPDATE(更新):既存のデータを修正する。
- DELETE(削除):不要になったデータを消去する。
なぜ非エンジニアも知っておくべきなのか?
かつてはエンジニア専用のスキルでしたが、最近ではマーケターやディレクターもSQLを使う場面が増えています。
Google BigQueryなどの分析ツールを使えば、自分自身で「先月の売上合計は?」「どの地域からのアクセスが多い?」といった情報をデータベースから直接引き出すことができます。データに基づいた意思決定(データドリブン)には、SQLは強力な武器となります。
SQLを書く際のポイント
SQLは非常に長いクエリになることがあり、そのままでは読みづらくなります。インデント(改行や字下げ)を適切に入れることで、ミスを防ぎ、他の人も読みやすいコードになります。また、大量のデータを扱う「IN句」などを作成する際は、自動生成ツールを活用することで時短と正確性を両立できます。